濵田諭弁護士が「全国通訳案内士(英語)」の資格を取得しました
全国通訳案内士(英語)合格・登録のご報告
弁護士の濵田です。2025年度の全国通訳案内士(英語)の試験に合格し先日無事に登録が完了しましたのでご報告いたします。
私は普段、弁護士として渉外業務を扱っているわけでもありませんし、英語圏に実際に行ったのはシンガポールに1回(旅行)だけで留学経験もありません。また現時点で半世紀以上生きていますので、比較的レアな事例かなと思います。
1 それまでの経緯
高校時代まで英語に苦手意識はありませんでした。しかし高校2年生の時に英語の先生(日本人ですが見た目がモーガン・フリーマンに似ておられました。私見)にとりあえず取っておきなさいと言われて実用英語検定2級をとりましたが大学に入ってすぐに英検準1級の一次試験に合格して二次試験で撃沈してそのまま二次試験を受けずに失効させて以来、30年近く英語から遠ざかっていました。
そのまま弁護士になってしまい仕事で英語を使う機会もほとんどなく40代後半に差し掛かってとりあえず人生で中途半端にやり残したことをやろうと思い、ふと英語の勉強を始めることにしました。
NHKのラジオ英会話などのお金がかからないコンテンツを使って英語を学ぶのを習慣にするところから始めてしばらくして腕試しということで英検1級を受けたところ(今考えても合理的な判断ではないと思いますが)一次試験で不合格になり基本からやり直そうと思いなおしました。
そこで中学生向けの英文法の本を買って学びなおして英検準1級からきちんと取ろうと思って半年ほど勉強して英検準1級をとることができました。ここでは一次試験も二次試験も不合格にならずに乗り越えることができました、
そこから英検1級の合格に向けて過去問を中心に1年ほど勉強して一次試験には合格することができましたが、二次試験の面接で散々な出来で不合格になりました。それまで英語話者とほとんどしゃべったことがなく、質問は聞き取れるものの自分の言いたいことを上手く瞬時に表現するというスキルにも乏しかったので当然のことだと思います。
そこで初めてオンラインで英語話者と話すという英検1級対策講座を受けて(弁護士業務の合間に空いている相談室を使ってネイティブの講師と面接の練習をして)対策をして2度目の受験で合格することができました。2024年3月のことです。
2 そこから今回の合格まで
英検1級に合格すると全国通訳案内士(英語)の一次試験が免除されるのを知っていましたし、英語できちんと言いたいことを表現できるようになりたいという思いもあり2024年8月に全国通訳案内士(英語)の試験を始めて受けて通訳案内の実務と一般常識について合格したものの日本史と日本地理で不合格になり2025年8月に再挑戦することになりました。
2度目の挑戦では日本史については高校の教科書(山川の日本史)と詳説日本史図録を引きながら過去問を解き日本地理については旅に出たくなる日本地図(帝国書院)を見ながら過去問を解いて対策をしたところ、比較的余裕をもって合格できました。
二次試験については通訳案内士試験の予備校の動画配信を視聴して練習し、予想されるテーマや通訳課題、通訳実務模擬応答についてAI(ChatGPT)に模範解答を作成してもらってそれを素材にして勉強しました。
二次試験についてはグループの1番くじを引いてしまいましたが面接系の試験については1番くじを引くと落ちないというのは司法試験(旧司法試験)の口述試験の時にも言われていましたので大丈夫ではないかと思って二次試験に臨み、合格することができました。
なお二次試験が終わった後の帰り際に外国人試験官の方から(二次試験の試験官は日本人1名と外国人1名の2名で行われます)「Good job!」と声をかけられたのですが、これで不合格になったら外国人の「Good job!」は気休め説に宗旨替えしようと思っていたところです。
3 最後に
英検1級の二次試験以降は宮崎県内に受験地がなく福岡まで通って受験していましたが、これでしばらく福岡に行かなくて済むのでその点は良かったです。
私は弁護士業務として英語を使うことは現時点で考えていませんし、通訳案内の仕事を始めてしまうと土日祝日に仕事をしなくてはいけなくなりそうで結果的に依頼者や顧問先にご迷惑をおかけしてしまいそうなのでやめておきます。
新しいことに取り組んで自分が成長している(と思える)プロセスを楽しめること、好奇心が強いこと、目標に向かって計画を立てて計画実行に必要な努力を習慣化して、それを継続できるのは数少ない自分の長所かなと思いますので、今回の経験を弁護士業務やプライベートでも生かしてければと考えています。



宮崎県宮崎市老松1-2-2
宮崎県都城市上町13-18
宮崎県延岡市中町2丁目1-7